大学職員は母校出身者しか内定しない? | 早慶上MARCHで実証済み

大学生が転職内定している

記事内に広告を含みます

「一所懸命にES準備しても、結局は母校出身者が優遇されるのかな?」

そんな方に、早慶上MARCH職員を狙って転職活動した経験から解説します。

母校出身者でなくても十分受かる(実績あり)

いきなり結論ですが、母校出身者でなくても十分に内定できます

実際、私は早慶上MARCHの3校から内定を得ていますが、いずれも母校ではありません

同期で中途採用された4人を見ても、母校出身は1人だけです。

職員全体を見ても、母校出身者の割合は半分くらいという印象です。

母校出身者の方が有利になる可能性は?

志望動機のネタが作りやすい

母校出身者が有利という噂があるのはなぜでしょうか?

実際に母校出身者が有利になり得るとすれば、志望動機のネタ作りがしやすくなるという一点です。

貴学で4年間過ごして、〇〇という建学の精神が体現された教育の有益さを実感しました。

特に主体的学習を促進する各種プログラムによって、社会で活躍するための基盤が形成されたと感じているため、今度は私自身が、大学の学びを社会につなげる貴学の教育支援を担う立場として貢献したいと考えています。例えば…

家庭事情で在学が難しくなっていた頃、学生支援課職員の方にサポートしていただいたことで、徐々に落ち着いた大学生活を取り戻すことができました。その後の充実した学びによって今の私があります。そこで貴学の充実した制度と支援体制を身をもって感じました。

同じように学生一人ひとりの大きな可能性を十分に活かすことができるよう、直接的・間接的に学生支援に携わっていきたいと考えています。具体的には…

このように母校とのエピソードを具体的に語ることで、モチベーションやマッチングが十分にあることの説得力が増します

その意味においては、面接官に刺さりやすくなることでしょう。

志望動機で見られているもの
モチベーション(マッチング含む) × 貢献

志望動機の書き方については別記事で詳しく解説します!

母校出身ではない人が受かるためには?

志望動機で差をつける

前項の通り、母校出身者が有利になり得る点は志望動機です。

逆に言えば、志望動機を母校出身者より強いものにしてしまえば、ビハインドはなくなります。

志望動機で見られているものとは

繰り返しますが、志望動機において面接官が知りたいのは、マッチング(モチベーション面)と貢献度(スキル面)です。

「志望動機ではマッチングが知りたいんじゃないの?」と思った方。それは新卒採用までの話。

新卒採用はポテンシャルで採否を決めるため、文化にマッチするかどうかにかなり比重が置かれます。

一方、中途採用では戦力強化として採用する側面が強いため、どれだけ貢献してくれるかを見る比重が大きくなります。

そのため、自己PRだけでなく志望動機でも貢献可能性をアピールする書き方が重要です。

母校出身ネタの志望動機は、マッチングやモチベーションの根拠としての具体性や説得力はかなり強いですが、貢献可能性まではアピールできません。

「〇〇に貢献できるため」という形で具体的に書こう

どうすれば良いのかというと、「〇〇に貢献できるため志望しています」という趣旨で、具体的に書くことが重要です。

「貢献できるため志望しています」という書き方をする理由は、前述の通り貢献可能性をアピールする必要があるためです。

ここで超重要なのが、「〇〇に」と書いた部分、What(何に)とHow(どう)貢献するのかを、どれだけ具体的に書けるかです。

What(何に):大学が力を入れている分野、かつ自分の経験スキルが活かせる領域を探し、深掘りしましょう。

How(どう):自分のスキル・経験がどんなシーンで役立ち、大学側にどんなメリットが生まれるか、深掘りしましょう。

この部分をどの大学にも当てはまるようなものではなく、志望先大学の具体的な取り組みに合わせて書くことで、マッチング度をアピールすることになるのです。

また、説得力という意味でも、具体性があることによって母校出身者の志望動機に勝つことができるようになります。

他にも志望動機の書き方は重要なポイントがいくつもあり、別記事で詳しく解説していきます!

まとめ

母校出身者は志望動機の説得力が増すという部分で、有利になる可能性があります。

逆に言えば、志望動機をより説得力あるものにすれば、母校出身者との差はなくなり、むしろ優位になります。

そのカギとなるのは、「どう貢献できるか」を具体的に書くことです。

そうなれば母校出身者でなくとも、十分に内定を獲得できます!(私自身が経験済み)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。