【美味しい職業No.1?】大学職員への転職・就職は難しい?経験者が徹底解説!

「大学職員は良いと聞いたけど、未経験からでもぶっちゃけ転職できるの?」

「はなから負け戦なら無駄な時間を使いたくない」と感じる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、早慶上MARCHから3校内定した筆者が、実際の難易度や気を付けるべきポイントを徹底解説します。

大学職員はなぜ人気?

ストレスが少なく働きやすい

大学職員の仕事は一言でいえば超ホワイトです。

他の転職者たちも口をそろえて「もう一般企業には絶対戻れない」と、言っています。

大学職員のホワイトなところ
  • 一般企業と比べ、業務の量・難易度・ストレスが圧倒的に低いと感じます。
  • 残業も少なく、私は月平均10~20時間ほどです。ゼロ時間の月もあります。
  • 休みも取りやすく、基本的に毎年20日間フル消化できています。

けっこう高収入

私立大学職員の平均年収は734万円です。

外資系企業などには及びませんが、そこそこ高給に感じるのではないでしょうか?

個人的には「こんなにのんびり働けるのに、こんなにお給料がもらえるなんて奇跡!」という感想です。

年功序列文化が残っている大学も多いため、40代になると管理職でなくても年収1,000万円を超えてくる大学がいくつもあります。

参照:日本私立学校振興・共済事業団

充実した福利厚生

日本私立学校振興・共済事業団(以下、「私学共済」)に加入している大学の場合、基本的にここの福利厚生を利用することになります。

提携ホテルやレジャー施設の割引、低利率での融資、見舞金や傷病手金など、充実したサービスが多いです。

特にありがたかったのは、私学共済が関係ないものも含めると、以下のあたりです。

よかったところ
  • 提携病院で安く治療や入院が受けられる
  • 学食が安いため、昼食代が半分になった
  • 学生が使うジムを、年間数千円で使える

私立共済に加入していない大学も、独自の福利厚生を整備しており、やはり充実しているところが多いです。

やりがいが多い

「人の成長に携われる仕事」という点や、人によっては母校に恩返しできる等々、様々なやりがいを感じられる仕事です。

私自身も学生が日々成長していく姿にエネルギーをもらっています。

未経験から大学職員になれる?

「どんなに美味しい職業でも、内定できそうもないなら、ただの絵に描いた餅だ」と感じる方もいるでしょう。

本記事のテーマ、他業種から未経験で転職できるのか?

結論、十分なれます。

それも、一部の超優秀な人だけというわけではありません。

社会人を普通に経験してきた人であれば、必要な準備をしっかり行うことで、早慶上MARCHクラスの大学職員になれる可能性が十分にあります。

とはいえ、人気職業ですから、現職の合間に適当な準備をするだけで誰でも転職できるほど甘くはありません。

十分に備えるためにも、どんな難しさがあるのかを知っておきましょう。戦う相手の強さを把握することは重要です。

大学職員への転職は何が難しい?

超高い競争率

まず何よりも、高い競争倍率です。

人気な職業ゆえにかなりの人数が応募してきます。

応募者は数千人、倍率は200倍を超えるとも言われるほど。

それに対して、一度の募集人数はたったの数人、適した人がいなければ一人も内定を出さない、という大学もあります。

書類選考の難しさ

最も人数が絞られるポイントが、最初の書類選考です。

理由は簡単で、大学職員は人数が少ないゆえに、大量の候補者を面接している人的余裕がないためです。

まずはここを突破することが大きな難関になります。

大学職員の仕事は分かりづらい

大学職員の仕事は一般企業と比べて特殊であり、業務内容がイメージしづらいものが多いです。

しかし当然ながら、業務内容が分からなければ、自分の経験・スキルがどのように活かせるか効果的にアピールすることはできません。

ここで候補者間の差が出てきます。

募集機会が少ない

どの大学も募集を出すのは年1回だけ。

しかも毎年募集するとは限らず、人員補充の必要が出た時だけ求人を出す大学もあります。

一つ一つの希少なチャンスを見逃さず、どれだけ活かし切れるか、が勝負になってきます。

どうすれば内定できるのか? ~内定する人の共通点~

このようなハードルがある大学職員ですが、私が見てきた転職成功者には共通する点がいくつかあります。

これから目指す人はぜひこのポイントを意識してください。

必要な対策を理解して進めている

大学職員への転職は、一般企業のそれと比べて特殊です。

面接でも大学職員特有の質問がされたり、業界知識も普段あまり入ってこない情報が多いです。

そのため、必要な情報を知って準備する人と、そうでない人で、転職活動の結果に大きな差が出ます。

このブログをお読みの方には、早慶上MARCHの内定に繋げた対策を網羅的に解説していきますので、ぜひ安心してついてきてください。

大学職員の仕事を理解している

大学職員の仕事を理解できている人は、「どんなシーンでどんな活躍ができるのか」解像度高くアピールできるため、説得力が違います。

面接官としても、入職後のイメージが湧きやすく、採用した根拠説明もしやすくなるため、内定を出しやすくなります。

大学職員の詳しい仕事内容は別記事で詳しく解説します!

他者との差別化ができている

応募者が多く、競争が激しいのであれば、自分のアピール内容が他者よりも優れている必要があります。

しかし、このシンプルな点を意識できていない人がかなり多いです。

ポイントは、自分が作った書類や面接対策内容を、面接官の気持ちになって客観的に見てみましょう。

そして、「他の人よりも採用したいと思えるか?」を強く意識してブラッシュアップしましょう。

これだけで、結果はかなり変わってきます。

募集情報へのアンテナが高く、準備の初動が早い

前述の通り、大学職員の募集機会は少なく、期間も限られています。

そのため、募集が出たら一刻も早く動き始め、他者よりもクオリティが高い準備をすることが重要です。

そのためには、常に新規募集をキャッチできるようにしておく必要があります。

募集情報を最速かつ網羅的にキャッチする方法については、別記事で詳しく解説する予定ですので、お楽しみに!

あきらめない

一般企業と比べ大学職員向けの転職は長期化しがちなため、途中であきらめてしまう人が多いのも事実です。

逆に言えば、長期化することを予め想定し、あきらめずに続けることで内定の可能性は高まります。

私がサポートしてきた人の中にも、1年、2年と続けて無事に内定をゲットできた方が何人もいます。

ただし、漫然と続けるのではなく、準備のやり方を時には変えたり、新たな情報を取り入れることで、可能性を高める工夫は必要です。

よくあるQ&A

本テーマについて、これまでによく頂いた質問を挙げていきます。

大学職員の転職に年齢制限はある?
募集要項に明記されていない場合は、年齢制限は実質ないと考えて良いでしょう。実際に40代で転職されている方もよく見ます。
私の転職同期も30代ばかりでしたので、若くなければ不利ということはありません。
どのような経歴の人が大学職員になりやすい?
「求める人材像」に具体的なスキル等が記載されていれば、それに近い人が採用される可能性はありますが、これまで様々な方の内定を見てきた経験からすると、経歴だけで有利/不利が決まることはないと考えています。
業界はメーカー、人材、中学校教員、損保会社、金融、建設など様々で挙げれば切りがありません。
職種も営業、経理、顧客対応、クリエイティブ等々かなり幅があります。
過去に応募したことがある大学に再度応募しても内定する可能性はある?
あります。
「前回応募時からさらに経験を積んだことで、活躍できるスキルが身に付いた」ということを示せれば、再度の応募であっても内定できる可能性は十分にあります。
ただし、募集要項に「過去に応募されたことがある方はご遠慮ください」といった旨が書かれている場合は、可能性は低いと考えた方が良いでしょう。

まとめ

大学職員は大人気の仕事ですが、経歴・職種に関係なく、未経験からでも十分にチャレンジできます。

ポイントは、大学職員の仕事をよく研究し、それにマッチするように自身の経験・スキルをアピールすること。

そして、大量にいる他候補者の中で差別化されているかを常に意識することです。

具体的な対策については、今後別記事で詳しく解説していきますので、ぜひチェックしてみてください!

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